ブログの訪問者数を増やすために、Facebook ページを開設し、
そのページからの流入者を増やそうと意気込んでいました。
しかし、現実は甘くなく、ほとんどブログの訪問者数が、
Facebook ページ開設前と変わりません。
なぜでしょう!?
いろいろ調べてみると、訪問者数が増えない原因がわかりました!!
「エッジランク」 の低さが原因でした。
今回は、そのことについて述べていきます。
目次
投稿の価値を選別する基準= 「エッジランク」
Facebook には、「投稿の価値」を選別する 「エッジランク」 という
アルゴリズムが存在しています。
アルゴリズムとは、「ある目的をより効率的に達成するための処理手順」
ということだそうです。ちょっとわかりませんね(笑)
Facebook に照らし合わせて、エッジランクを極めて
簡単に表現すると、「投稿の価値を選別する計算方法」
ということでしょうか。
● エッジランク=「投稿の価値を選別する計算方法」
エッジランクが低いと、Facebook ページの投稿がファンに届く
割合が低くなります。ランクが高いと、当然届く割合が高くなります。
Facebook ページから、私のブログへの訪問客が増えないのは、
「エッジランク」 が低いことが原因です。
どうすれば、多くのファンに投稿を届けることができるのでしょうか?
答は明らかです。⇒ 「エッジランク」 を高めることです。
そもそも 「エッジランク」 の役割とは
▼ 下のデータは、株式会社コムニコの独自データですが、2013年
12月時点における Facebook ページのファンへの到達率です。
◆ 情報提供元: コムニコ
大小さまざまな企業において、Facebook ページからの投稿が、
平均18%程度しかファンには届いていないというデータです。
さらに、2016年1月は、到達率 数 % というデータもあります。
そもそもエッジランクとは、Facebook のニュースフィードにおいて、
「ハイライト」 に表示される投稿を最適化させるための価値基準
のことです。
ニュースフィードには、「最新情報」と「ハイライト」 という
2つの表示方法がありますよね。
Facebook ユーザーは「ハイライト」 の方を使用している人が
多いと思います。(初期設定ではハイライトになっている。)
▼ニュースフィードの切り替え画像
「ハイライト」 表示になっている場合、ニュースフィード上に
流れてくる投稿は、そのユーザーにとって 「重要なもの」 と
Facebook に判断された投稿のみです。そのユーザーにとって、
「重要なもの」 が何かを選別するのが「エッジランク」という
価値基準です。
もちろん、ニュースフィードの表示を、「最新情報」 に切り替えると、
全ての友達やファンのページが流れ、閲覧することができます。
たとえば、私の投稿の「エッジランク」 が低いと判断されてしまうと、
私の投稿はニュースフィードには表示されません。
エッジランクを高め、しっかりニュースフィードに表示されるように、
具体的に行動を起こさなければなりません。
「エッジランク」 を決める4つの要素
Facebook がユーザーのニュースフィードに表示される投稿を
どの程度重視しているかは、4つの要素で決めています。
1 親密度
Facebook ページとユーザーとの関係の強さ、ということです。
具体的には、
● 投稿への、「いいね!」、コメント、シェアの回数
● Facebook ページのタイムラインの閲覧回数
● Facebook ページのタイムラインの投稿回数
● ソーシャルプラグイン上での、「いいね!」などの回数
頻繁にコミュニケーションしている人の投稿は、
ニュースフィードに表示される確率が高いということ
ですね。
2 重み
その投稿がどれだけ支持されているか。
具体的には、
● 投稿への、「いいね!」、コメント、シェアしたユーザーの人数
● 重みの序列は、シェア > コメント > いいね!
● 投稿の種類の序列は、写真・動画 > 近況
1回の投稿で、出来るだけたくさんのユーザーにアクションを
起こしてもらえるよう、記事に魂を込めよ、ということですね。
3 経過時間
投稿がどれだけ新しいか。
具体的には、
● 投稿されてからの経過時間
● 投稿にいいね!、コメント、シェアされてからの経過時間
これは言うに及ばず納得です。
4 ネガティブフィードバック
嫌がられる投稿をしていないか。
具体的には、
● ページの 「いいね!」 を取り消す
● 記事をスパムとして報告する
● 投稿を非表示にする
コミュニティの雰囲気を乱すような、ネガティブな行動は、
当然マイナス評価を受けるでしょうね。
まとめ
Facebook ページからブログへの訪問者を増やすという
目的で書き始めた記事ですけど、少し安易に考えていました。
反省です!
私も学習塾を営んでいるのでよくわかりますが、
生徒を増やすこととブログへの訪問者を増やすことは
その基本精神において、まったく同じことだとわかりました。
オンラインもオフラインも人間相手の繋がりです。
ちょっとFacebook を特別なものと思っていました。
今後は、「モニターの向こうには人間がいる」
の精神で、Facebook 集客に取り組んでまいります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。