PPC 実践記

第1回 PPC 広告の導入(プロローグ)

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今まで、生徒の集客を、新聞折り込み主体で行ってきました。

もちろん、新聞折り込みチラシは、今後も時期とタイミングを見計らって

継続して行ってはいきますが、費用対効果を考えますと、年々効果が

薄れているのは事実です。

 

そこで、チラシに費やす経費の一部を、PPC 広告に費やすことにしました。

今回は、PPC 広告導入に至るまでの経緯を、述べていきます。

目次

チラシの反応率

一般的に、不特定多数に向けた新聞折り込みチラシの反応率は、

業種や地域性にもよりますが、だいたい 0. 1 %程度だと言われています。

(住宅関連のチラシの反応率は、0. 01% とのデータもあります。)

 

0.1%=千枚 に対して1件のお問合せ / 1万枚に対して10件のお問合せ

 

チラシの撒き方や、チラシ自体の工夫により、反応率は多少上がると思いますが、

大きな変化は期待できません。

 

チラシの経費

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たとえば、生徒数 150人規模の比較的繁盛している個人塾の場合を

例にとって見ていきます。(私の塾ではありませんよ^^;)

 

チラシに投じる経費は、年間でざっくり次のようになると思います。

・ 印刷費(デザイン料込み) 3万枚×4. 8円(単価)=14万5千円

・ 新聞折り込み料   3万枚×3. 1円(単価)= 9万3千円

計  23万8千円

 

チラシを撒く時期は、春 夏 冬 と大きく分けると3回になるので、

23万 8千 円 × 3 回 = 約70万

(春(新学期)はより多くのチラシを撒くので、年間約80万ですね。)

チラシの費用対効果

さて、年間80万を新聞折り込みチラシにつぎ込んで、

チラシをご覧になった見込み客の方から、何人問い合わせがあり、

その内何人が受講および入塾したかが重要ですよね。

 

上の塾ケースでは、折り込みチラシの効果で問い合わせがあり、

入塾に繋がったケースを数字(年間)で表すと、

おおよそ次のようになります。

 

・ チラシ枚数     10万枚

・ チラシ経費      80万円

・ 問い合わせ数   120人(対枚数比=0.12%)

・ 入塾数       24人(対枚数比==0. 024%)

・ 1人当たりのチラシ入塾経費(80万÷24人)⇒ 3万3千円

 

チラシや友人紹介等、すべて含めた数字は次の通りになります。

・ 1人当たりの入塾経費(チラシや友人紹介等すべて含む)  5万円

・ 年間客単価(チラシや友人紹介等すべて含む)  25万円

 

1人当たりの入塾経費(5万円)は、年間客単価(25万円)の

20%になりますが、ほぼ適切な数字かと思います。

 

通常、1人当たりの入塾経費(5万円)の内、新聞折り込みに

投入できる経費は、70%程度なので、3万5千円分の折り込みチラシで

1人入塾してくれれば、健全に運営されていると言えます。

2人以上入塾があれば「成功」です。

逆に、1人未満なら「不成功」ですね。

 

折り込みするなら「帯」ですよ!

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新聞折り込みは、業者に任せず、自分で新聞販売店に持ち込むこと

は、「チラシの反応率」という点でも、とても大切です。

なぜ大切かというと、「帯」位置を確保できるからですね。

 

「帯」とは、新聞に折り込まれた数枚のチラシの先頭にあり、

その数枚のチラシを、「ひとまとめ」にくくる役割をするチラシのことです。

「帯」のチラシは、二つ折りにされて、その他のチラシを挟んでいます。

 

チラシをこの「帯」位置にしてもらえれば、必ず誰の目にも留まり、

注目度絶大です。チラシの反応率も多少違うはずです。

「帯」位置確保のためには、新聞販売店に直接持ち込み、

販売店の方(できれば責任者)との信頼関係をつくることが

大切です。私の場合は、今は、新聞を持ち込むときに、ちょっとした

手土産を渡すくらいですが、以前は、お歳暮を感謝の手紙を添えて

毎年渡していました。

 

折り込みチラシのトップ位置(チラシの一番先頭)を確保することも

重要ですが、何よりお勧めは「帯」位置キープですね。

 

これ、折り込み業者はやってくれません。

また、有料でこのようなサービスをやっている業者や販売店の話も

聞いたことがありません。

まさに、「有料級」の帯位置確保、やってみる価値は大いにあります。

 

なぜ、PPC  を導入するか。

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PPC広告を導入する理由は、「現状打破!」 につきます。

今後、いろいろ調べ、実践した過程、結果を書いていきます。

結果が出るまで時間はかかるかも知れませんが、

コツコツ書いていこうと思います。

 

時間がある時で結構ですので、たまに当ブログをのぞいてみてください。

 

次回は、「PPC 導入」について、具体的に実践したことを

述べていきます。

 

 

2 thoughts on “第1回 PPC 広告の導入(プロローグ)”

  1. usaさん

    こんにちは、最上ひさしです。

    コメント周りと応援ポチ!完了です。

    PPC広告の続き、非常に気になります。
    私も以前フランチャイズの宅配寿司の経営者をしていたため、新聞の折り込みチラシに、非常に頭を抱えていたことを覚えています。

    これからも、よろしくお願いいたします。

    1. 最上さん、こんにちは。

      コメントありがとうございます!

      PPC 広告という未知の分野に向かっていくことは、

      不安感がある一方、ワクワク感もあります。

      思っていたより奥が深く、初期設定を間違えると

      大変なことになりそうです。

      でも、チラシより費用対効果が期待できる分、

      やりがいはありますよ。

      これからわかったことを、実践的に書いていこうと

      思います。たまにのぞきに来てくださいね!

      応援クリック完了してます。

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